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ムーミン谷に住みたい

インドア派26歳独身、ミムラです。お気に入りのモノや印象深い出来事を淡々と綴ります。

夜のピクニック

恩田陸の小説なんだけど、読んだことある?

ときくと、初めてきいたと彼は答えた

高校二年のときに同じクラスだったKは、姿勢も目つきも授業態度も悪かったが成績優秀という 要領がいいやつだった

仲はよいほうだったと思う

春休み目前に、彼がわたしのことを好きだという噂が流れ、なんとなく気まずくなってそのままクラス替えになった

その日、2人で飲んだあとに事件は起こった

車を隣の駐車場に停めっぱなしにしてたら閉まってしまい、十キロ歩くはめになったのだ

いいとしした大人が二人、タクシー代をケチって夜中の2時から歩くことにしたという決断はけして賢明ではないであろう

会わなかった六年がうそみたいに思えたけど、こうして歩いてるのもなんだかうそみたいだった

高校最後に夜通し歩くって行事の話なんだけど、まるでそれみたいだなぁって思ったからさ、

物語の結末は忘れたけど、きっと覚えていてもわたしは言わなかっただろう