イージュー★ライダー

お気に入りのモノや印象深い出来事を淡々と綴ります。

水星/tofubeats

副業としてブログをやってみようかなと調べてみたりしていたけど、お金が絡んだら好きなことを書けなくなるなと思ってやめた

野ばらくんと別れてもう2年半。その間に素敵な人との出会いもあり、安定したお付き合いをしている。

聞く音楽のジャンルが広くなったのは、幸せだからなのか 歳をとったからか。


ある日、女の子の外見に厳しい彼が、可愛い子を見つけたと言って見せてきたのがtofubeatsのカウントダウンLiveの映像だった



tofubeats - 水星 feat. 仮谷せいら ”平成→令和 COUNTDOWN PARTY”


キラキラした笑顔を舞台中央で惜しげもなくふりまくその子は 特別美形なわけではないが、

「敵にまわしたくないタイプだな」


正直な感想を口にすると彼は不思議そうにしていた。そりゃあな。男には分からないだろう。

彼女は仮谷せいらさんと言うそうだ。


「水星」は、いろいろなカバーがあるけれどこのせいらさんが歌っているバージョンが一番よい。
悔しいけど良い。女の子(せいらさんはMV出演時19歳!若いので「子」がしっくり。)の声は、男性をバックにすることで魅力が増す気がする。


 めくるめくるミラーボール乗って
 水星にでも旅に出ようか
 いつか見たその先に何があるというの
 きらきら光る星のはざまでふたりおどりあかしたら
 もっと輝くところに君を連れて行くよ


ミラーボール、おどりあかす、とクラブを彷彿させるような歌詞だけどアゲアゲな曲調ではない。これは我々さとり世代のダンスミュージックだ。そして、特別美形でないがニコニコしていて可愛らしいせいらさんは、さとり世代のミューズだ。


大きなドラマがあるわけでもない、かといって退屈なわけでもない、
だけどこの星も悪くないよね、君と二人なら。

恋はいつも幻のように/ホフディラン

野ばら君とやっと会って話ができたのは4月中旬だった。

向こうは復縁を切り出されるのではないかと疑っているらしく、予定を聞いてもはぐらかしたり、先約が入っていると断られたりしていたけど、「次に進むために会いたい」と言ったらすんなりOKしてくれた。

待ち合わせは、2回目のデートで行ったカフェ。
気合いを入れて30分前に着いた。
何回もトイレに行って髪や化粧を直した。

待ってる間は、平常心なふりをして雑誌を読んだ。
彼が来てるのも気づいてたけど、集中してるふりをした。

見たことのないチェックのシャツ姿で現れた彼は、とても優しい顔をしていた。
わたしが好きになった優しいひと。正直すぎて冷たいひと。常に正しかったひと。

合わなかった、とそれだけ繰り返し言われた。
気をつかわなくてラクだけど、深い関係にはなれなさそうだと。

わたしは、
短いあいだだったけど付き合ってくれたことはとても嬉しかったし、十分優しくしてくれた。ありがとう。
って、それだけは言えたからよかったはずだったのだ。

だけど、
振り返りもせず去って行く彼を見て、
本当に終わったのだとやっと気づいて、泣いた。

たった半年だったけど、音楽が流れる恋をさせてくれて、ありがとうと。
君との恋は幻のようだった。幸せすぎて。儚すぎて。どうか、次の彼女とは、
あなたの優しさが正しく発揮されますように。

遠く続くこの長い道で
君と僕がすれ違った
幻か 僕は立ち止まって 夜の終わりに
少し道を戻ってそうさ 君の姿見つめていた

きれいなひとりぼっちたち/銀杏BOYZトリビュート

CDと本は増やさない主義だけど、銀杏BOYZは別!!
TSUTAYAを探し回っても見つからなかったので、amazonで注文。
以下、レビュー

1. 漂流教室YUKI
ちょっとポップすぎるかな??という印象。アレンジがYUKIっぽい打ち込み系。

2.ぽあだむ/クボタタケシremix
この方は知らなかったけど、イントロがクリスマスっぽくて可愛い。12月に発売だったからそれを意識したのかな?

3.夢で逢えたら麻生久美子
麻生さんってこんな声なのね。アレンジは、これまたクリスマスっぽいかんじ。でも原曲が好きかな。テンポが遅いと間延びする気がした。

4.あいどんわなだい/YOUR SONG IS GOOD
個人的にインストはあまり好きではないってのもあるんだけど、うん、長い気がした、、カフェで流れてそうなオシャレな感じに変身しててこれはこれでアリだとは思う。

5.援助交際クリープハイプ
尾崎さんの声と最初の「ベイビーベイビーー!」の叫びがすごくマッチしてた。アレンジもギターがかっこよくて好き。最高。

6.NO FUTURE NO CRY/サンボマスター
レビューですごい評価が高かったのとサンボマスター大好きだから期待してたけど、うん、納得!!魂がこもっていた。CD越しでも分かる意気込みが凄い。

7.なんとなく僕たちは大人になるんだ/安藤裕子
安藤裕子の声質があまり生かされてないかんじがした。わざとこんな歌い方なのかな?ただ、歌詞が沁みるようなシンプルなアレンジは良かった。

8.夜王子と月の姫/曽我部恵一
本人か?というくらい声がそっくり。びっくり!!
歌い方も編曲もかなり原曲に近いかんじ。銀杏ファンとしては下手にいじられるよりはずっと嬉しいけど、曽我部さんファンとしては複雑…もっといじってもよかった。笑

9.駆け抜けて性春/ミツメ
アレンジうんぬんよりも声が素敵。
とにかく声が素敵。
ミツメ知らなかったけど聴いてみよう。

10.BABY BABY/sebu hiroko
ピアノアレンジが斬新。なんか真面目な曲になっちゃった。峯田さんのもので聴き慣れているからか、歌い方?ため方?に違和感。

11.YOU&I VS.THE WORLD/コレクターズ
王道で良かった。このバンドも知らなかったけど、雰囲気と合ってた気がする。

12.ナイトライダーGOING UNDER GROUND
うん。好き。アレンジ上手いなー!!元々自分たちの曲って言ってもおかしくないくらいポップに消化していた。かわいい。

13.東京/YO-KING
これも評価が高かったので気になっていた。
聴いて納得。声とぴったりだわ。峯田さんの歌う東京は、ギラギラ、ドロドロ、やり切れなさ、を通過した後の純粋さを感じるけど、YO-KINGさんはもっと大人なイメージ。例えるの難しいけど、15年くらい前の、忘れかけた恋を忘れないように歌っているかんじ。

と、好き放題書きましたが、初日の印象では
援助交際クリープハイプ
②NOFUTURE NO CRY/サンボマスター
ナイトライダーGOING UNDER GROUND
かな?

好みはあるかもしれないけど、ハズレ!っていうのはなかったから買ってよかった。
歌詞カードの女の子も超絶可愛い。
買ってよかった。

たららん/ PUFFY

野ばらの彼から別れを告げられたのは、2017年になって1週間目のことだった。
最近よく電話が来るな、何か心境の変化があったのかな?と思っていたら、案の定だった。
友達の結婚式に参加して思い立ったらしい。

半年しか付き合ってないよ。
急すぎない。
まだわたしのことそんなに知らないし、わたしもあなたのこと知らないよ。
もうすぐ遠距離じゃなくなるし、それから判断してもいいんじゃないの。
そんな言葉たちも、

好きになれない、タイプじゃない、幸せにしたいと思えない、

という
わたしを諦めさせるために放たれた、あまりにも冷たい言葉たちの前には なすすべも無く

残ったのは無力感だけ

復縁したいと思って、暇さえあればずっとネットで調べているけど
このパターンは復縁は難しいらしいし、
友達に相談しても否定的な意見ばかり
他にいい人はいっぱいいる、ありのままのあなたを好きになってくれる人がきっといると

そんな言葉が欲しいわけではないのだ
あなたを取り戻す方法が欲しいのだ

現実逃避にPUFFYばっかり聞いてるここ数日、

やりたくないことやってるよな
時間はない

染まるよ/ チャットモンチー

野ばらの彼となんだかんだあって付き合うことになった。

距離があるので会うのは月に一回のペース。

毎月それを励みにして働いているようなものだ。

恋愛すると生活がその人中心になってしまう、お花畑脳を何とかしたい。

しかもお花畑にいるのはわたしだけだという紛れも無い事実。
気持ちに差があるのが痛いほど分かる。
こんな痛々しい文章しか書けないのが証拠だ。

今まで失敗してきたのはきっと この考え方のクセみたいなもののせいで、
不安にならなくていいことで必要以上に不安になったり
考えすぎて疑心暗鬼になったり
自信がなくて束縛したり

そういう失敗を生かそうと 今度の人こそ完璧な恋愛をするぞと 意気込むと
気持ちを押し殺すことになったり。

恋愛ってうまくいかない。

チャットモンチーの歌詞は、否定も肯定もしない。

彼は

染まるよが一番好きだと言っていた

わたしも染まるよが一番好きだよ

運命感じるねなんて喉元まで出かかっていた
お花畑なせりふを飲み込んだ。

野ばら/ 奥田民生

昨年は結婚式ラッシュで、気付いたら一年に6回も参加していた
披露宴を見るのは嫌いではない
特に二人のプロフィールムービーと、花嫁が手紙を読むところがいちばん好きだ
毎回、自分だったらどんな式にしようかと考えながら見る癖がついてしまい、どんどん理想だけが具体的になっていく
奥田民生の「野ばら」のメロディーがとっても好きで、どこかのタイミングで流したいと思っていたけど、今日改めて歌詞を調べたら、ぜんぜん幸せな歌ではないということが判明
最近友達に紹介してもらった男の人がいて、まだ3回しか会っていないけど わたしの中ではもう結婚することになっている。
野ばらを聞くと彼のことを思い出すけど、それは歌詞のような結末を暗示しているということなのかな。

サニーデイ・サービス 東京

いつのまにか26歳になり、4月は終わり、それどころか5月も終わりかけ、何かは進歩しているのかと不安になる日々です。

春休みにサニーデイ・サービスの「東京」を借りた。
ネットニュースか何かで特集されてた記事を読んで、特に期待せずに聴いたら、物凄くよかった。
こんなに全曲いい!って思ったのは、銀杏の「第三次〜」以来かも。
「恋に落ちたら」と「会いたかった少女」が好き。
アルバムには入っていないけど、「胸いっぱい」が一番好き。
曽我部さんは春が似合う声。
ギリギリ昭和の香りが漂っているかんじ、だっさーいかんじ、ロマンチストすぎて女の子がひいちゃうかんじ。
春だ。
甘くて、切なくて、ぼーっとしたら消えてしまうかんじ。